別れ、そして始まり

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それから1時間くらいたっただろうか 玄関のドアが開いた そして涼真が気まずそうに入ってきた 帰ってきたんだ 私は彼に何を言われるんだろうとドキドキが止まらない 涼真「ただいまー」 申し訳なさそうに言った 夏帆「おかえり」 私も冷静に答えた そして、涼真はテーブルを挟んだ目の前のイスに 座った 2人は黙りこむ 涼真はずっと下を向いている
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