別れ、そして始まり

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沈黙が続いていた 夏帆「いつから?」 しかたなく私から口を開いた 涼真「えっ?」 なんの主語もなく話し出したので、すぐに返せないようだ 夏帆「彼女とはいつからなの?」 声を震わせながら強がって話を続けた 涼真「3カ月前からかな…」 さっ3カ月!! そんなに前からなんだ 夏帆「そうなんだ」 泣きそうになるのをグッとこらえた
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