最後のカケ

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すごく罪悪感だ、チャンスと思いついしゃべりすぎた親友まで裏切ってしまったが、このラストチャンスは、ものにしたかった 途中わたしはこゆきのほうに、振り向いてしまう どきどきした感覚これは、裏切った、からなのか つい悪い癖でつくり笑いをしてしまう わたしは震えた足元でさとし君までたどりつく さとし君はわたしのほうに2度見してそっぽ向いた 「わるい、こゆきことだろう 今誰とも話したくないだ、あっちいってくれよ」 わたしは笑顔でお辞儀して、無言で立ちさった、さとしはわたしの顔も向けず青い晴天を眺めていた わたしはすぐに、こゆきの元に戻った 「だめね~まだつれないかも」 なにも言葉を思いつかないまるで、小悪魔なセリフをはいた まぁ まだチャンスあるしアタックするだけかも」 親友はみたことない表情で彼女なりに、おこっているのだろう、一度もみたことない顔だ 「さとしは、私の 彼なの・・・・」 おそらもっと大声上げたいだろうけど、それなりに聞かれてはまずいと、声は絞った悲しみと怒りを混じった声だった だめだ一度も体験したことない緊張感でまた笑ってきた、にやけてくる
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