チビ2人の脱走劇の巻

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「ちょ、やーめーてー!」 ピューンと自分の船に行くのに問題はないが、あるとすればロープの長さ。 着いたのはいいものの、ミノムシのように巻かれているQUE。 まるで吊るされて反省させられているかのような格好。 「丁度いいじゃないですか。お約束破った罰に」 戻ってきた狼歩しゃんに言われ、しばらくみんなに眺められてから、やっとロープを解いてもらってデッキに降りた時にはもうかなり島から離れていた。 「海軍は?」 「前からも来てるので逃げましょうか。タッくんよろしく」 「任せなー!スーパー!」 「スーパー!」 「捕まってないと危ないから!」と言われたものの、何をするのか見たくて操舵席に。 ポチッと何かを押したと思ったら、「3・2・1!ファイヤー!」との掛け声とともに、船が勢いよく飛ぶ! 「ふぇぇぇ。なんじゃこりゃぁぁ!」
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