冬島温泉の巻

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外気で野菜が凍るほどの島は危ないんじゃないかというみんなの意見に、行きたいと答えるQUE。 「買い出しは必要ですけど、島影があるのに先が見えないんですよ?吹雪いてたらどうするんです?」 「それは困る!」 タッくんにソリがないかと聞くと、一応、荷車の車輪を外せば即席で作れないことは無いと聞き、買い出しだけで戻るという事で話は決まったのだが、「QUEたんと束砂さんは離れないで誰かと居ること!」と、また連れ去られたら困るという事でついていけれることになった。 島の到着をウキウキしながら待ち、束砂しゃんと一緒に岸を見て絶句。 QUEたち絶対に埋まる! 「これ、どうやって行くのでちょー」 「歩けないでしよ?大人でもズポッとハマりそうでしね」 「う、うん。プテちゃん、お空から1回り見てきて欲しいでちゅ」
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