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「らんらんらん」と鼻歌を歌いながら煙管のお手入れをしていると、小ぶりだが集団でいた魚がプカプカと浮いてるので、みんなを呼び、解体して貯蔵庫へ。
「お歌で気絶するなんて、酷いでちゅ……」
そう言いながらも、そろそろこの海域の魚しゃんは食い尽くしただろうと、幻のお魚と言われている虹色のお魚が食べたいと夢が膨らむ。
レジャーシートを敷いて、ペンたんとプテちゃんと束砂しゃんとピクニックごっこ。
おやちゅも、お昼ご飯もバスケットに入れてもらってある。
「あ、サンドイッチでちゅよー」
「ハムとたまごでしねー」
プテちゃんはとれたてのお魚をペンたんと食べ、水筒のジュースを飲みながら、お絵描き。
「うーん、QUEこのまま幼稚園行ったら、お絵描きの時間嫌いになりそうでちゅよー」
「楽しいでしよ?」
「だって、上手に描けるのガーたんとペンたんだけだし、後はぐちゃぐちゃなんでちゅ……」
「ぺーん、グルグル」
「ペンたんは、グルグルの渦ばっかり描きまちゅ……プテちゃんは……描かないのでちゅかー?」
「描いたことないから見てようかなって。それに、描いたことないから分からないし僕」
「そうだ!プテちゃんが幼稚園に行けばいいでちゅよ」
「幼稚園はそんなに怖いとこなのでしか?」
うんうんと頷くと、プテちゃんは「何するところ?」と不思議がってる。
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