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「島ー!島はまだでちゅかー!」
婆たんと別れてから、きっとみんなが寄るであろう島に行くタイミングをずらし、やっと島に近づいたのはいいが、かなりの船が来ていて、停泊させるのにも大変だとの事で、沖に船を止めて待つこと3日。
「QUEたんは暇になってきまちたよー」と変な歌を歌いながら、いつも見ているドラマのテーマソングを口ずさむ。
「ちゃーらーらーらーーらー!テケテケテンテケテケテン!」
「見てきましたよー」
「おお、待ってまちた!」
プテちゃんに見に行ってもらっていたのだが、やっとこの船がとめられる場所が空いたと言うので早速止めに行き、島に降りる。
「今回は遊びではないですから、夕方までにみなさん船にいてくださいね」との狼歩しゃんの言葉にお財布をにぎりしめる女性陣。
だが目的は船の強化。
「行ってくるでちゅー」とタッくんと狼歩しゃんとお船の見積へ。
「タッくんが全部直せばいいのにー」
「出来るけど大砲は買わないと。それと、レッドラインを超えはできるけど、そのあとの修理に必要なものも……あと燃料」
「あ、あそこでちゅよ。婆たんに聞いてた船屋さん」
ボロボロのぼったて小屋だが、中にいるのは爺たん。
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