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「爺たん、婆たんいつ来まちたか?」
「四日前じゃよ。ま、いつも買っていくものは変わらんが、2度目のレッドラインを超えるとはのぉ」
「前半楽しかったでちゅ」
旅の話をしていると、美愛しゃんたちが来たので、爺たんの鼻の下は伸びっぱなし。
「私達何をすればいいの?」
「別嬪さんと、これまたかわい子ちゃんじゃの」と何故か束砂しゃんの頭を撫でなで。
「初めましてなのでしよ」
「こっちに来てくだちゃい」
連れていったのは台所。
「このタッパに、おかずを沢山作ってほちいでちゅ。冷凍あわせて1週間分」
「それだけ?」
「それが報酬でちゅ。婆たんのがまだ三日分あるので、冷凍できるカレーとか多めにお願いしまちゅ。束砂しゃんはこっちに……」
束砂しゃんを連れていったのは爺たんの工房。
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