越えろ!REDLINE!

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腰をポンポンし終わって、レッドラインの先の話をしてくれようとしたが、爺たん達のお船は左に進んでからの最後の1つ…… 最初に選ぶ島のうちの一つを通ってないと聞き、どう行くのかと聞く。 「そればかりは分からんよ。儂らは左に旋回するのに必死で、その時の指針が5つ全て違う方を向いておった。舵的には、左から4つ進んだんじゃがな、切った舵を右に戻すのは儂とて4つ目までが限界じゃ。QUEよ、お主はまだ小さい。もしも左に舵を切るのなら、真ん中へ進め。楽な旅ではないだろうが、一番右には行けんよ……」 「やだ!それならQUEは左を登って右に舵を切る!」 「だから無理じゃって……」 「QUE出来るもん。船のこと教えこんだのは爺たんでちゅ。QUEが出来ないことは無いでちゅ」 「船が壊れるぞ!」 「うちの船は壊れましぇん!スーパーな大工もいるし、完璧な武器屋もいまちゅ!何より、QUEがスーパーなので壊れまちぇん!!!」
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