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「ちっこいフライパンで16回……」と答えると、仕方ないなぁと手伝ってくれるという。
でもメインでやるのはQUEと束砂しゃん。
「私達茹でるだけだからね？」
「あいがとーなのでちゅ」
麺は最後だと言って、洗ったレタスをブチブチとちぎり、小皿に乗せ、ミニトマトと、斜め切りのような輪切りのようなキュウリとボロボロゆで卵を乗せてテーブルに置く。
2人の肩が小刻みに震えてるとも知らずに！
茹でてもらった麺を冷水でサッと冷やして水切り……を道産子しゃんに手伝ってもらって、ボウルに入れて混ぜ混ぜ。
それも1皿ずつ丁寧に乗せて、トマトを飾り、なんとか完成。
残るはデザート。
「何にするの？」
「あいちゅでちゅ」
束砂しゃんとイチゴ、バニラ、抹茶をスプーンでくり抜いていき、デザートのお皿に。その周りに、あの巨大イチゴの残りを細かく切ったものと、キウイを周りに飾り、全部冷凍庫へ。
「おおー、形になったね」
「そんなに汚れてないのが不思議……」
「汚すとこのお子様セット使わせてもらえないでちゅよー」と、シンクをふきふき。
みんなを呼んで欲しいと言って集まってきたのはいいが、誰も手をつけようとしない……
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