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四章 決闘
あ、やばい現実逃避してる場合じゃないこれ。
副会長の腕が迫ってくるこれ。
もうこうなったらもう一人の俺を呼ぶしかない!
さあ皆!呼んでみよう!
おーいもう一人の俺ー!
「何をしてくれてるのですか。」
パシッ グルン ドカッ
「グハッ」
『説明しよう!もう一人の俺は副会長の腕を払いのけ副会長の足を払って体制を崩し、トドメに頭を床に打つけさせたのだ!』
ん?どこで喋ってるのかって?それはね、もう一人の俺の頭の中だよー
いやー、一つの体に二人の魂って面倒くさいよねー
...............あっれれーおっかしいぞー?
なんだかもっとひどくなってないかなー?ま、まあいい。
『もう一人の俺!逃げて!超逃げて!』
「わかりました。」
本当は廊下走っちゃいけないけど、まあいいよね。非常事態は走っていいもんね、火事とか、親父とか、副会長とか。
「ちょっとまった!」
「『は?』」
え?なに、プレイバック?
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