四章 決闘

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「刹那くん、俺の授業をサボるとはいい度胸だ。本来なら俺の『次のテストは満点!わあ、僕とっても頭が良くなったよ!嬉しいな授業』通称悪魔の授業を行うところだが、俺もそう悪魔ではない。クラスメイト全員の前で行う特別テスト「ルナティック」に合格したら許してやろう。」 うわあ、突然始まったなあ。にしても、俺許可とってるんだが。てかなんだその『次のテストは満点!わあ、僕とっても頭が良くなったよ!嬉しいな授業』って。なげえすごくなげえ。まあ、テストは面白そうだからいいか。てかルナティックって。難しそうだなぁ 「じゃあ、始めるぞ。頑張れよ。バンコクの首都および、タイの正式名称を答えよ」 うわあ、ルナティック。第二の俺~わかるー? 『当たり前です!』 おけ!俺なにもわかんないから交代な! 「クルンテープマハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラスィットと、ラート・チャ・アーナーチャック・タイ。」 うわぁ、やばぁい。 「正解!まじかよ。次!タチの反T」 「えなんですかそr」「ネコ!次!」 何これ急にノーマルになったな。交代こうたーい。 『なんですかこのはやさ!』 当たり前だぁ!腐ってる身としてはね? 「最終問題!王道うざ毬藻の特徴を三拍子で!」 「うざいうるさい馬鹿野郎!」 「全問正解!」 『うざ毬藻?さんの風評被害が』 そんなもん! 「じゃあさようなら~」 ガラッ 「ちょっとまった!」 「またぁー?」 もう疲れたんだけど 「お前、副会長様に何をしたんだ!」 あー、親衛隊かなぁ? 「キスされそうになったんでアッパーかまして抱きしめられそうになったから足払って頭ぶつけさせました。」 あれは正当防衛だよね。絶対。多分。きっと。もしかしたら。信じれば願いは叶う! 「それでも副会長様に攻撃していいわけないぞ!明日、僕と決闘しろ!」 えー面倒いなーまあ、ストレス発散にはいいよね。最近いい腐的な絡み観てないし。でもこいつを殴るのはちょっと気がひけるな。あと副会長慕われすぎやん。あれで?まーそんなもんだよなー。 「わかったわかった!明日の朝でいい?」 「わかった。絶対に来てよ!」 うっわ面倒くさい彼女みたい。 まあ、相手から仕掛けてきたんだからいいよね。
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