二章 正当防衛

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二章 正当防衛

そして、父の鉛のメンタルをきっちりと327・5℃で溶かし、私の髪色と瞳の色は目立つので、鬘とカラコン、そして眼鏡でかくしてからでかけました。因みに皆さんが期待しているような、毬藻ではありませんよ?ただの、黒色の鬘と、黒色のカラーコンタクト、それに黒眼鏡です。 『黒大好きかよ。』 学校に着くと、門がなぜかしまっていました。これは、登るしか無いようですね。 『いや、インターホン!インターホンあるよー!?』 まあこれぐらいなら、余裕で1分で行けます。 「しゃーせっしょ!」 『かwけwごwえw』 よし、のぼりきりました。降りるのも面倒ですし、飛び降りますか。 『前から思ってたけど、真面目キャラなのに色々とズレてるね!?』 「ふっ....はっ」 当たり前ですが、綺麗に着地できましたね 『自画自賛かいな』 迎えが来ると連絡があったので、ここで待ってましょう。 『最初っから外でインターホン押して待ってりゃ良かったんじゃないの?後無視やめて!?』 やっちゃったものは仕方がないでしょう。あとさっきからうるさいです。 『あ、無視しなくなった!?でもどっちにしてもひどい!』 来ましたね。少し待ったら向こうから人影が見えてきました。 「おはようございます」 「はい。おはようございます。」 『なんでこの人インターホン押してないのにわかったのかなぁ。やだなー怖いなー』 ...嘘くさい笑みです。昔よくみた表情ですね。この表情を見ていると昔を思い出すので、嫌なんですよね。 「すみませんが、その嘘くさい笑みをやめてもらいませんか?」 『ちょ!そういうのは毬藻君がぁあと失礼!初対面なのにし、つ、れ、い!!』 「!?なぜわかったのですか!」 なぜも何も、わからない馬鹿がいるのでしょうか。 .........この表情ではいるそうですね。 『うん!王道だねぇ!親衛隊パティーン来ないかなぁ。』 「あなた...」 ....怒りましたかね 「気に入りました。」 スッ 「!?」ドゴッ 「ガハッ」 「発情期ですか何なんですか馬鹿なんですか?男が男にキスしようとして何がいいのですか!?」 『全てがいいんだよ!』 これですよね、思い返しましたが、私悪くないですよね?この主人格( バカヤロウ)が五月蝿いからですよね? 『ねえ、ルビに悪意しか感じないんだけどあとさりげなく俺に責任押し付けんのやめろし。』 アッパー決めてしまいましたが、自己防衛ですよね? 『過剰防衛でおK?あと無視しないでください。何でもしますので。あ、なんでもするとは言ってn』
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