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「通報にあったように、抵抗している様子はないな…君がやったので間違いないね」 右に立った方が問います。洋様はうなづき、誠さんの喉から指を離しました。 ドサリという音が響き、左に立つ方が半歩下がってから慌てて言いました。 「で、では一緒に来てもらいます。後でまた聞かれるでしょうが、なんでこんな事をしたんですか?」 右に立つ方が「おい、動機はとりあえず後だ」とたしなめます。どちらも警察という役職のようですが、左の方は気が動転しているようでした。
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