44人が本棚に入れています
本棚に追加
/96ページ
いいも何も、他に行くところなんてない。
皆さんには良くしてくださってるし...
ただ、時々総司さんに冷たくされる。その理由が分からない。
総司さんに嫌われたくない...
気づけば総司さんの事ばかり考えていた。
自分の部屋に戻ると総司さんが座っていた。
「春名さん...お邪魔してます。...少しいいかな?」
急に屯所から逃げ出して...怒られるかな...
「あの...急に...飛び出してしまって、すみませんでした...」
震える声で話す。話しているうちに目が潤んできた。
最初のコメントを投稿しよう!