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月野陽一は祈る。
生き永らえている今に。
こんな自分を助けてくれる者に。
よくわからない神に。
今ある環境に。
そして、自分を信じてくれる者に祈る。
それが彼の力となる。
なぜなら、彼は守られているから。
様々な神……永い時を生きたモノに宿る神。
付喪神に囲まれ、そして彼を慕い守ってくれる者がいる。
皆がいるから、彼は真実を追い求められる。
全てを無に返した怪士を破壊するために。
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