七頼 半分の枷

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 同じ血脈かもしれないが、ケイの中には半分人間の血が混じっている。それ故というわkではないが、妖怪としての力はあまり強い方ではない。さらに、人生の大半をただの人間として過ごしてきた。荒事など、元々得意ではないのだ。  でも此処にいる。  いなければならない。  ならば……力を示すだけ。 「あぁぁぁぁっ!!」  裂帛の気合いと共に、彼女を小太刀を振るう。  しかし、空を切る。  機動性は向こうの方が上らしい。  パワーももちろん上だろう。
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