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同じ血脈かもしれないが、ケイの中には半分人間の血が混じっている。それ故というわkではないが、妖怪としての力はあまり強い方ではない。さらに、人生の大半をただの人間として過ごしてきた。荒事など、元々得意ではないのだ。
でも此処にいる。
いなければならない。
ならば……力を示すだけ。
「あぁぁぁぁっ!!」
裂帛の気合いと共に、彼女を小太刀を振るう。
しかし、空を切る。
機動性は向こうの方が上らしい。
パワーももちろん上だろう。
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