ぬくもり

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♪〜♬〜♪〜 「アイスティーをお願いします」 「かしこまりました」 穏やかなBGMが流れる店内。 休日の今日、最近できた駅前のカフェにぶらっと一人で立ち寄った。 なんとなく、家で一人でいたくなかった。 悩めば悩むほど何が正しくてどうするのがいいのかが分からなくなってしまう。 いや。どうするべきか、何をするべきかはきちんと頭では分かっている。 分かってはいるんだけれど、中々進まない状況に頭を抱えることしかできない状況に悩んでいた。 「お待たせ致しました。アイスティーでございます」 「ありがとうございます」 運ばれてきたアイスティーのストローに口をつけてそっと吸い込むと、コクがあってほろ苦いそれが乾いた喉を潤してゆく。 それがモヤモヤする脳内を少しだけスッキリさせてくれるようだった。 天気もいいし、この後どこ行こうかなー……。 なんてぼんやりと考えてふと窓の外に視線を向けた時だった。 「……え?」
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