第3章 ヨウヘイの恋
5/5
読書設定
目次
前へ
/
140ページ
次へ
「いいよー。じゃあね、陽平君、マモル君」 ヨウヘイの精一杯の勇気をサラリと笑顔で受け流して、夏美さんはヒラヒラ手を振り、去って行った。 仮に彼の好意に勘づいていたとしても、殊更気づかない振りをしたのは、彼女が僕らより大人だからなのだろうか。 赤い鳥居の下を潜り、白い日傘がゆっくりと町の景色の中に沈んで行った。
/
140ページ
最初のコメントを投稿しよう!
25人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
269(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!