第10章 母と息子
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彼の家までは送らなかった。親子の対面を見られるのは、きっと気まずいと思ったから、『ビューティーサロン・カガミ』の回転灯が見えた所で、僕は足を止めた。 「じゃ、明日な!」 「おう!」 いつもの笑顔を残して、彼は大きく手を振った。駆け出した彼の後ろ姿が、宵闇に溶けて小さくなった。
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