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「ここは何処なんだ 教えて欲しい・・・」
俺は、素直に訪ねた!
「昨日の夜、気が付いたら、ここの駅に着いていて・・・・」
「駅って?」と母親に聞かれた!」
「ここより5百メートルぐらいの場所にあったんだ?・・・」
と答えた?
「え・・・あそこはかなり前に駅が無くなり・・・・それに、電車なんて動いて無いわ」
「そんな馬鹿な!」
俺は唖然とした!
しかし、見るもの全て驚愕する物ばかりだが、不思議と受け入れる事が出来た。
「信じてもらえ無いかも知れないが、俺は別次元、別世界から来たのだと思う・・・」
「だから、衣服も髪型も違うんだ!」
少年のレオが声を弾ませて話し掛けてきた。
確かに違うと俺も思った。
大きく違うのは服装であり、男女に区別が無く多少赤系が女、青系が男であり、ズボンと上着が一対物である。
例えば、夏に男が着る甚平の様だ。
この世界はあまり寒くないみたいだ!
それは不規則に「歪む」空に光が差し込む時、かなりの暑さを感じたからだ。
髪型は男女ともに短髪で、多少女性の方が長く、四十ミリぐらいにまとめてあり、耳には大きめなピアスを付いて女性らしさを象徴させていた。
男性は屍を見ていたせいで、誰もが、短髪だった事が脳裏に焼き付いていた。
かなり刈り込んでいて、長くても二十ミリ「リク」は十ミリぐらいになっていた。
レオは丸坊主に近く二~三ミリで俺の脳裏にドラゴンボールのクリリンが通り過ぎた。
そして気になっている「首のリング」の事を聞いて見た・・・・
アクセサリーなのだろうか?
真っ白なリングには、三桁のカウント表示が付いていた。
「そして、リクの首にそのリングが付けていた…何故なんだ…」
俺は心の奥底で自分がかなり無神経で、残酷な人間である事を感じていた。
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