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「私益しか考えない…
無能な奴で何も出来ない…
口先だけはの奴が…
政策を考え得るようになった」
「そんな奴らが…
俺たち、国民のことを…考えられるか?」
「そんな、世の中になっちまったんだよ…」
「考えることをやめた?…
その場凌ぎの政策がつづき…
国民の食糧制限が取られる様になった頃…
今迄での政策とは、何かが変わった感じがしたんだ!」
それは・・・
「金が有ろうと無かろうと食糧は週二回の配給制になった…こんな事は政府が考えられるわけが無いんだが?」
「表向きは何も変わっていない様だが、こいつの連れが「大変な事になるぞ」と口癖のように言っていた」
「影に、別な支配者がいて政府を操ってると・・・・・」リクが誇らしげに言った!
「こいつの連れイマの夫で、レオの父親「テク」だ!」
「彼は科学者で「医学」「天文学」などあらゆる、学術を修得していた。」
「人望も厚く、統率力もあった!」
「彼はいち早くこの国の危機を予測し、苦言を発し、改善建て直しを考えていた!」
イマ、レオ、ノナ、俺はリクの話しをうなずきながら、聴き入っていた。
「無能な政府は、テクを怖れた」
「いろいろな事を考え、提言するテクに・・・・そしてテクは、クーデターを企てだと、有りもしない理由をつくられ、政府に連れて行かれた・・・」
「テクを殺しはしないだろうよ…
テクは多分利用されていると…
なんせ知識があり、この国では、あまり存在しない、考えか方をしていたからな…」
「そんな中、どえらい方針が政府より出され、国民につきつけられた?」
「それは、この世界存続の大きな決断なんだと?」
皮肉交えてリクが語り始めた。
「テクが捕らわれて何日が過ぎただろうか?」
「政府の食糧貯蓄もかなり厳しくなって来たらしく、配給に影響を与えられると報道された頃には…」
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