第4章 シンボルへ!

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第4章 シンボルへ!

しかし、容赦なく、日差しが脳天を照りつける。 この様な暑さの為なのか、出歩いている人が見当たらない。 「シンボル」は見えるのだが、なかなか辿り着かない。 おそらくメイン道路は警安による警備が強化されているはずだ。 皮膚認証作動装置が「弱」で探知し難い道は、商店、住宅、地域であり… そこを抜けて「シンボル」に向かうには迷路のような細かい道が並んでる。 こうなる事を解っていたかのように、イマは家を出る前に「固形食糧」と一人約五リッ トルの水を、俺たちに持たせてくれた。 アスファルトに座り込み、一口水を飲み休憩してたい時、ありがたさがわかり… 「ありがとう」 と独り言を言い感謝していた。 リクには疲れが見え、肩で息をしていた。 水だけでは体力が持ちそうに無く、空腹も限定に近づいていた。 そこで「固形食糧」を食べる事にした。
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