プロローグ

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プロローグ

愛宮しずくです!! 初恋二日目、昨日の出会いは、衝撃だったなぁ・・・ そんなことを思っていると、校門についた。 「あっ!!」 後ろから聞こえた声にびっくりする。 「え~っと?」 この子は・・・誰? ふわふわとツインテールに縛った髪。 大事そうに抱えているのはカバン・・・ではなくて、大きな紙袋。 肩にかけている・・・バッグには、たくさんのキーホルダー。 よく見てみると、そこには見知らぬ男の子が描かれていた。 「昨日、グラウンドの前に立ってたよね?」 かわいらしく小首をかしげて訪ねてくる彼女。 そんなに目立つタイプだというわけではないけれど、結構かわいい顔立ちをしている。 う~ん。この子、どこかで見たことあるような、ないような・・・ 「あっ、ごめんなさい。わたし、飯宮彩音っていいます。一年一組です。」 ぺこっと頭を下げて自己紹介をする彼女。 そうだ!思い出した!!
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