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笑い声までかっこいいなんて反則だ。
ただ、ミヤさんが笑ってくれたおかげで気まずい雰囲気にならなくて良かった。
その後もミヤさんのイケメンボイスに悩殺されまくりながらも曲を録音して、一応念のために、ソロで歌った分も録音した。
ミヤさんが場を和ませてくれたおかげで緊張もあまりなく、他の予約も無かったことから延長して、人気ボカロ曲を歌ったりもした。
ミヤさんもイケメンボイスを惜しげなく披露してくれて、今日を一生の思い出にしようと思った。
スタジオ代も、俺は社会人だからとミヤさんの方が多く払ってくれて、夕食も一緒に近くのファミレスで食べた。
ニヤニヤ動画の話題等、話も途切れる事も無く本当に楽しかった。
帰り際、ミヤさんが
「また、一緒に歌おう。」
そう言ってくれて、ボロリと涙がこぼれた。
ミヤさんは慌ててハンカチを差し出してくれた。
「何か、うれしすぎて感情が高ぶっちゃって。」
俺がそう言うと困ったような笑顔を浮かべて
「嫌なのかと心配になったぞ。絶対またコラボするからな。」
と言った。
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社交辞令で言ったと思っていたマイクは、ほどなくして送られてきた。
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