永久機関は愛を紡ぐ

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「まさか!!良い曲過ぎて嬉しいです。ありがとうございます。」 俺が言うと圭吾さんは目尻を下げ「いつもと感じ違ってるから少し心配だった。」と言った。 「大集会楽しみになってきました。」 俺が言うと圭吾さんも「俺もだ。」返す。 音楽を通じて圭吾さんと繋がっている様な気がしてそれが心底嬉しかった。 「他にも何曲か作ったんだけど歌うか?」 「本当ですか!?うわー、楽しみだな。」 準備してくるから先風呂入るか?と聞かれたが、断って俺が食事の後片付け、ミヤさんが機材の準備をする事になった。 普通、当日聞いて当日音録りは無いけれど、ネタとしていけそうならアップしちゃうかと言う事になった。でもきっとミヤさんはなんだかんだで完璧主義者なので今日録った分はきっと上げる事は無いんだと思う。 食器を全て片付けて作業部屋に行くとミヤさんは準備が終わった様でくいくいっと手招きされる。 ヘッドホンを渡されてそれを付けると曲が始まった。 そのまま圭吾さんの上に座らさせられる。 歌は圭吾さん自身が歌っていたものがサンプルとして入っていた。 相変わらず、脳みそを揺らす歌声で背中に感じる圭吾さんの体温と相まってどうにかなってしまいそうだ。     
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