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撫でるというより舐めるという表現の方が近い触り方で圭吾さんが俺の頬を指で撫でた。
ゾクリとする。嫌悪でも、勿論寒さゆえのそれでも無い震えを覚えた。
そんな俺の様子に笑みを深める圭吾さんは
「俺の舐めてもらっていいか?」
と俺の口にその長い指を入れながら言った。
そのまま、くるりと指を俺の口内で撫でる様にまわした。
こんな時の圭吾さんの表情は、官能的で逆らえない。
「俺のって……。」
「んー、俺の圭吾君の事?」
言っている事はふざけた調子の下ネタなのに、声がこういう時にしか聞けない様な正にエロボイスで、その声を聞いただけでヤバい、というかマズイ。
のろのろとソファーから降りると、圭吾さんの前にしゃがみこむ。
そっとベルトに触れてから、ベルトとボタン、それからジッパーを下ろす。
ボクサータイプの下着をずらすと、既にそれなりに固く勃ち上がったそれを取り出す。
さっきのキスで圭吾さんも興奮していてくれた事が嬉しかった。
そっと先端部分にキスをしてそのまま、ぺろりと舐めた。
圭吾さんが息を詰めたのが分かり、それが嬉しくて先端部分を入念に舐め上げる。
それから、覚悟を決めて口を開けると圭吾さんのそれを咥えた。
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