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同じ男なので何となくここが感じるんじゃないかって部分は分かるから、そこに舌を押しつけるように頭を前後する。
気持ちいい部分って個人差もあるので大丈夫かな?と思い圭吾さんの顔を確認した。
すると、俺の事を見下ろす圭吾さんと目があった。
ゴクリ、圭吾さんが唾を飲み込んだのが、俺にも聞こえる。
そのまま、軽く俺の頭を掴むとぐぐっと奥まで咥えこますようにされた。
ただ、それも無理矢理って感じではなくごくごく弱い力で、圭吾さんが俺の事を考えてくれてるっていうのが分かる。
喉の奥の方まで圭吾さんで一杯にされて、ほんの少しだけ嘔吐感はあるけど、それより何より口の中に圭吾さんのそれがこすりつけられているという事実に酷く興奮した。
俺の上顎が感じる事なんかお見通しの様で、緩やかに腰を打ちつけてそこをこすられる。
これじゃあ、俺が圭吾さんに奉仕しているのか、圭吾さんが俺を気持ち良くさせているのか分からない。
それでも必死で口の中いっぱいに含んだ圭吾さんの分身に舌を絡める。
初めてした訳だし、きっと拙かっただろう。
だけど圭吾さんが眉根を寄せて快感に耐えている様な表情をしていたので救われた。
「もう出るから。」
そう言いながら圭吾さんは分身を引き抜こうとする。
「やらぁー。」
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