第1話 私がアイドル?!

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【パプリカ学園】 つぼみとシエルが向かった先は パプリカ学園だった。 そしてつぼみの予想通り校門に怖い校長先生が  立って居た。 『うう…校長先生だ…でも…校長先生の説教が、 長いから何か時間を取られるのも嫌だし、 それに隠しカメラとかで撮るのも盗撮になるし、 ねぇ、シエルならどう思う?』 つぼみが聞くとシエルはこう居た。 『ワタシなら、モデルみたいに登場するよ。 それよりつぼみが言っていた怖い校長先生は、 どんな人?』 『とにかく、包丁を振り回して生徒たちを、 殺そうとしているんだ。しかも説教された、 生徒たちを殺害をしてね。だから他の、 ご家族たちはイライラして校長先生を、 ぶち殺そうしていて見ている生徒たちも、 このパプリカ学園には行きたくないって、 きっと思っているかもしれない。』 つぼみは少し泣きそうになった。 もちろんつぼみは優しいので殺害された 生徒たちの事を思って。 【相崎つぼみさん?何を話してるのです!! 早く教室に行きなさい!!】 怖い校長先生が言うとやっぱり つぼみの予想通り毎朝怒鳴り続ける女性の方だ。 『は、はい!どうしよう…怖いよ…あれ? シエル。』 つぼみはシエルを探したがシエルが何と、 怖い校長先生に話かけている。 つぼみはもうダメだと思っている。 『つぼみー!大丈夫だよ。』 シエルは笑顔で手を振った。 つぼみも少し勇気を出して一歩ずつ歩いて来た。 【相崎つぼみさん、また…ってあれ?】 怖い校長先生が言うとつぼみは、 ギリギリの校門に右足を出していた。 そして怖い校長先生がふぅ~…とため息をつき、 どうやら納得してくれたみたい。 【仕方ありませんね、今回は特別に 許してあげましょう。でもその代わり、 遅刻はしない事、いいですね? 相崎つぼみさん!!】 つぼみは慌てて 『はい、校長先生!』 【あなたも、ノコノコと校門に 入って来ないようにしてください。】 『校長先生!違うんです! シエルは私の友達です。』   つぼみがそう言うと怖い校長先生がこう言った。 【まぁ…仕方ありません、 あなたもこのパプリカ学園に入る事を 許可します。さぁ、来るんです!】 『シエル、大丈夫だよ。私もついていくから 心配しないで。』 つぼみが言うとシエルはとりあえず 校長室に行く事にした。
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