大切な事は…

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大切な事は…

・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・ 大切な事は… ・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・ 「絆、お疲れ様。」 「仁くんもお疲れ様。」 仁くんは、私の控え室に送って来てくれた。 「仁くん、お茶飲むでしょ?」 私が聞くと、 「うん。絆が入れてくれるの?」 と驚いたように聞く。 「私だって、お茶くらい入れられるよ。」 私がちょっとふてくされて言うと、 「そうだよな。 もう高校生じゃないもんな。」 と言って、優しく私の頭をくしゃっと撫でる。 「へへっ」 照れくさくなった私は、笑ってごまかして、緑茶を入れる。 私は、それをソファーの前のテーブルに向かい合わせに置いた。 「どうぞ。」 声をかけて、仁くんの向かいの3人がけのソファーに座る。
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