コウボクの里

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「ひどい話ですね。。。まぁ、仕方ない。ここの周囲であれば問題ないか?」  その質問にはミキリが応えた。 「そりゃ問題ないが外は危険だぞ?」  ここでメゾルテが静止する。 「まぁ待ちなさい。今日1日くらいは構わんじゃろて。ロリーナはおるか?」 「はい、ここに。」と隣の部屋から声が聞こえた。  色白にブロンドの髪の女性が現れた。20歳前後と思われる。 「空いてる部屋があるじゃろ。案内しておやり。 「はい。どうぞこちらへ」  ライトはロリーナのあとについていった。 後ろではルグランやミキリ、メゾルテの言い争う声が聞こえていたがライトはその内容まで聞き取ることができていないようだ。  部屋に独りとなったライトは考えていた。 そして相変わらず独り言を言っていた。     
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