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「んっ、ぁっ……ぁっ……」
喋る余裕は、もうなかった
ズルズルと引き抜かれ、抜けそうなギリギリのところからまた奥まで一気に貫かれて
それを何度も繰り返される度、身体は弓なりに跳ね、目の奥ではバチバチと火花が散り、俺の視界は真っ白になった
入り口付近で緩々と出し入れされたかと思えば、俺が過剰反応を示す場所を執拗に攻めてきて、更には同時に前も手で扱かれて、質量を増していく自身の先っぽを指でぐりぐりと弄ばれた
身体が熱くて、頭がどうにかなりそうだった
腰を打ち付けられる度に甘美な蜜を垂らし、応えるように腰を振った。まるで発情期の獣のように、欲望に忠実に、従順に
「りゅ、た、もっ……だめっ、イく、またイくからっ」
「わり、とまっ、ね」
「あっ、何でっ、こんなっ…… 」
気持ち良い
さっきから隆太のが、良いところを絶妙に突いてくるから堪んない
腰が隆太の熱を求めて止まらない。身体が全然言うことをきかない。もう、制御不能だ
これやばい。ほんとにやばい。何がなんてわかんないけど、とにかくやばい。もたない。ああ、もう、気持ち良い
「そこっ、やめっ、やばい、やあっ」
俺はもう、快楽の海に溺れる寸前
それならいっそ、このまま隆太の熱に溶かされたい。全てを委ねるから、隆太でいっぱいにして欲しい。奥深くまで、もっと、もっと
俺を満たして
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