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「そんな揺さぶられたらっ……俺っ……先にっ」
「ん、俺も、もうちょいだから、我慢してな」
「むり、むり、これ、がま、できなっ……ひ、んんんっ……!!」
俺は隆太を待たず、先に絶頂を迎えたた。びくびくと身体をヒクつかせ、大きな余韻にか細くぁっ、ぁっと声を漏らした
こんなに気持ち良いのは初めてで、それはもう、下手したら癖になってしまいそうな程で
出したものが壁をつぅ、と伝って下へ流れていく。朦朧とする意識の中で、ぼーっとそれを眺めていたら、まだ中にいた隆太が再び活動を始めた
「んあっ! ~っ、ちょ、俺、今イったばっかっ……」
「悪い……ほんと、あとちょっとだから。我慢して」
「む、無理っ……ぁ、ダメ、奥やめっ……んああっ」
余韻に浸る暇すら与えてもらえないまま、態勢を変えられて向き合う形でまた奥深くまでぎっちりと塞がれて、小刻みに身体を揺さぶられて
「まって、まって、俺っ……ぁ、あぅっ」
イったばかりの身体には刺激が強過ぎたらしい。意識が一瞬飛んだように思う
こんなの無理なのに、限界なのに、身体は絶えず快楽を欲して淫らに揺れて
互いを求めるようにキスをして、身体をこれでもかってくらいに密着させて
隆太の腹に擦れるのが気持ち良過ぎて、頭の中はもうどろどろぐちゃくちゃ
自分の足で立ってんのかも、もうわかんない
ダメだ。俺、またっ……
「っ、太一、締め付け過ぎ」
「だって、ぁっ、ぁっ……んんんっ……!」
「くっ、ぅっ……!」
俺はまた、隆太にイかされた。今度は、同時に。イったばかりだった筈なのに、どうやら俺のそれは萎えるという事を知らないみたいだった
中に熱いものを感じながらも、まだ足りないという隆太に求められるまま身体を重ね身を委ねたら、休む暇も与えられないまま最終的に朝方近くまで身体を拘束されてしまった
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