プロローグ

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「こんな形でお前と別れるなんてな。」 「お願い、お願いだから…。嘘だと言ってよ…!」 彼女は俺を抱きかかえながら、泣きわめく。 俺のために泣いてくれる奴はいなかった。俺は生まれてきてはいけない存在だった。 こんな幸せ今まで味わったことがない。 ___ お前と会えたことは今思えば奇跡だったのかもしれない 意識が遠のきそうになりながらあの頃を思い出した___
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