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やめろ。僕はそう念じるが、眠くて何もできないらしい。こいつは僕に隣接し、かつて僕がした躊躇をすることなくその手にもった棍棒のようなものを僕に向かって振り下ろす。
『コットンの攻撃! ケイタに3ポイントのダメージ!』
『眠くて何もできない……。』
こいつはコットンというらしい。棍棒というより綿棒の方が適切な表現なのか?
そんな疑問をよそに、僕は囲まれた2体からの攻撃を同時に受ける。残り体力が機械的に減り、僕はこの数値がゼロになったらどうなるのだろうと激痛の中で考えた。
その答えはすぐにわかった。
僕は死んだ。
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