男同士でって、本気でしょうか。(初体験編)

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容赦なく後ろから突き上げられている中 とある場所に一ノ瀬会長の固くて熱いソレの先っちょがグリグリと当たると 「ひゃんっ!!」 これまで経験したことないくらいのいやらしくて 何とも表現しきれない、痺れるような快感が身体の中を駆け抜けてって たまらずとびきりの変な声が僕の口から勝手に飛び出ました。 「ココがイイみたいだなサトシ」 「えっ!」 「そんな変な声出るくらい気持ちいいなら、ここばっか擦ってやろうか?」 「いっ、いえっ、も、結構ですぅ!」 「遠慮するなって」 「ひゃあああああんっ!変になっちゃいますううう!!ヤダぁぁ!」 嫌だって言ってるのに。 あ、嫌だって言っちゃったから余計にグリグリしてくるのですね ドS様は。 案の定、自分がどんな風になっちゃってるのかもわかんないくらい 会長にガンガンに感じちゃう場所を突き上げ擦られて、頭の中が真っ白になりそうです。 こ、コレって。 「はあっあんっ、きもち、いいッ!」 自覚する前に本能でしょうか、口からそんな言葉が飛び出していました。 そうです。 この感覚は、これまで感じたことのない えげつない程の気持ち良さなのです。 「はあ?まじかよサトシ。こんなにガンガンに突っ込まれて気持ちいいって。  お前やっぱ変態だな!」 「や……あぁん、あ、ああ……ッ」 変態だなんて、そんな。 否定したいです。 だけど正直僕の身体は今、否定するのも烏滸がましい程に感じまくっているのです。 だから認めます。 ええ、きっと僕は会長の仰る通り変態なのです。
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