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「上手くなったご褒美やろうか」
僕がじっと見つめていた会長の形のいい口から「ご褒美」などというこれまた意外な言葉が飛び出したのです。
「……?」
「もういいから。下脱いでその机の上に寝転べよ」
ちゅぽん。
会長のでっかいアレが僕の口から引き抜かれ
新たな命令が下されました。
「へ?」
「上手くなったからご褒美に新しいこと教えてやる」
「新しいこと、ですか?」
「心配しなくていい。今から教えることはお前も気持ちいいことだから」
ーーーー多分、な。
一ノ瀬会長が、聞こえるか聞こえないか微妙な声で最後にそう付け足したことを
この時の僕は気付いていませんでした。
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