第三章 電脳世界の戦い

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凶子 神刀で 2、3本 黒手を斬っては  後方へと跳躍 間合いをとって スカートのポケット内の 勾玉を取り出しては 一斉に迫り来るいやらしい黒手に、眩い白光を浴びせました。 一瞬 動きの止まった黒手 そこで 一気に 凶子 椅子のひとつへ 駆け寄って そこに座っている女学生に 自身の気をぶつけて 目を醒まさせようとするも ああ その椅子からも 新たに黒手が出現しては その気を弾いてしまいました 「おいおいこれじゃぁ 埒があかんぞ」とぼやく 凶子 そこへ 勾玉の光の効力が切れたのか 再び 一斉に蠢き出しては 凶子へと いやらしく迫ってきました 「ええい 仕方ない やるぞぉ」と気合いをいれた 天眸 凶子 神刀に自身の気を纏わせては 一閃 ジャキーン 強い波動が飛び出しては 強引に黒手の群れを切り裂きました そこへ ワハハハっと高笑いをする 邑上教授 「これは面白い とんだ力を持ったお嬢さんだが 気がつかぬのかねえ 自分の霊力とこちらの魔力の圧倒的な差を」
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