序章 魔法陣

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魔法陣 日本では 魔法陣と呼ばれることが多いけど 本来ならば 魔法円と言われているんだが 一般的に 霊的な物 悪魔やら 魔物を召喚したり または 逆に  そういった物から 身を隠して守るべき輪 だと思われていますね さて 現に 古今東西 いろんな人が 悪魔を召喚しては なにかを成し遂げたとか 災厄を引き寄せてしまったとか 言われているが 実際は どうなんでしょうか? 五芒星を描いて 動物の肉などを使い 悪魔を呼び出せるとか 物の本には載っていますが そこまで のめり込んで 召喚しようとするかたは まあ 稀にいるくらいだと思いますが さて 誤解なさってる方がいるかもですが 魔法陣(魔法円)は悪魔を呼 び出すのに必要ではあるのですが 実際は 召喚した悪魔から身を守るための陣だと言われています さて 悪魔を呼び出せたら 次は その悪魔と契約を結び そこで やっと 悪魔と関係を築くことができます しかし ここで 恐怖心に囚われて逃げ出してしまうと 呼び出したものは 魔物にとって食われてしまいます。 はたまた ここで契約を結んだ相手 つまり悪魔が低級だったらどうでしょう? 契約者は 契約をさせられるも その報酬たる願いを叶えることあたわず 結局 契約だけされて 悪魔にとって食われたり 契約時に約束したことだけをさせられて 自身にはなにも報酬がないなんて場合もあります さらに 悪魔によっては 契約者の命とか 寿命とかを担保に願うものもおり これでは 簡単に 悪魔など召喚せぬ方がましだと思いますよね だが 古今東西 悪魔を召喚して 願いを叶えて 国王になったとか 大金持ちになったとか あるいは 不老不死を得たなんて 伝説もあります これは何を意味するのか?  全世界でも 遥かなる昔より 研究されていますが これは 悪魔側が わざと 流しているのではないか?と言うひとつの疑問が。。。。。 つまり 契約を餌にして 馬鹿な人間を食らう魔物が存在するが 実際は 契約がなされても 成功例など実は皆無なのではと言うことです しかし 何故 このような危険を犯してまで 人は 悪魔を召喚しようとするのか? これについて 聖光(せいこう)大学民俗学部にて 今 研究されているとか 今回の事件は 都心の北 さいたまとの境にある 聖光大学が舞台と成ります
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