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無我夢中で自分の体をたたきつけては、
心の痛みを体の痛みに変換していました。
そして僕はとあることに気付くのです。
なぜ人は人を殺してはいけないのだろうかという物でした。
僕は裏切った友達、いじめてきたやつらをこの世から抹殺する方法ばかりを考えるようになりました。
そして僕はとっさにきづいたのです。この日本では法律で人を殺してはいけないと、
だから殺してはいけないのだと、
そして脳裏にいろいろなことがよぎるのです。小学生のころに障害者だった同じ同級生が、殺されたことです。理由は障害者で未来がないからとその子のお兄さんが公園に首をつらせて、ころしたのです。
僕はいかりを覚えました。
ですがそれがきっかけとなり、僕は毎日毎日、人はなぜ人を殺すのだろうかということにとらわれはじめたのです。
そして気づいたら、僕は嫌いだった勉強をしはじめました。
寝るのもおしまず、ただひたすら勉強という悪魔にとりつかれたように、
塾にも通うようになりました。
僕の日課は朝おきて、勉強して、塾いって、勉強して、深夜まで勉強して、
ご飯もろくにたべなくなりました。
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