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源三郎江戸日記(弟二部)56
これからは何でも取るばかりではなく、育てる事が大事なんじあなと言うので、馬も育てておられるのでしょう、他にも沢山あると思いますと言うと、色々話をすれば良い知恵も出て来る、
わけじあな、考えるだけでも楽しいのおと大喜びしたのです、七衛門の相馬の出店が儲かれば冥加金も入り藩も潤うのじあ宜しく頼むぞと言ったのです、色々歓談して城を下がり旅籠に戻、
ると、
七衛門が叉一つ工夫が出来ましたなと言うので、わしも、気がつかなんだよと言うと、船に大きな水槽を作れば生きたまま運べるわけです、空気の取り入れは風車を使えばよいですねと言、
うので、これで叉大儲けが出来るわけじあなと笑うと、ご家老の傍にいると儲かりますよと七衛門も笑ったのです、次の日には相馬から船に乗り追い風なので翌日の夕方には佃沖について、
上杉の上屋敷に顔を出したのです、
次席家老に印西陣屋の代官の山本に赴任者の手当ての裁可が下りたので皆に知らせるように言てくれ、叉江戸にでも藩内の者に触れを出して知らせよというと、これなら希望者が沢山でま、
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