第1章

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う為じあな、町衆に阿片を売りつけて、いるのでないなら良いが、そのうちに足がつかないように、町娘をかどわかして阿片を吸わせて言う事をきかせようなんで事になると大変じあな、 行部が何処に阿片を隠しているかじあがと言うと、銭屋の店を飛猿が探っていますと言うと、お蝶は席を離れたのです、仕方ない前田公に行部の賂と抜荷の書状を見せてどうされるか聞、 くしかないなと言って、料理屋に行き女将に手紙を渡してこれを柳沢様に渡すように使いを頼んだのです、暫くして柳沢が来たというので部屋に行き、お呼び立てして申し訳ありませぬ、 お頼みしたい事が出来たので御座いますと言って、
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