file1Ψ運命の出"遭"いΨ

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客の男 「君も…買いに来たの? 人肉って美味しいよね… 甘くてとろけちゃうぐらいに。」 や・ば・い…! この人も、こ…この人も…ヤバい人だ! 歯もギザギザしてるし… 噛まれたらひとたまりもない気がする! わたし 「わ、わたしは…違います!」 男性の邪魔にならないように ゆっくり後ずさると ショーケースの中を舌舐めずり しながら見つめてる男性の横顔が目にはいった…! 客の男 「ねえ、旦那さん! この…腕とホルモンが欲しいんだけど…! あれ…おかしいな いつもならすぐに出てくるのに…」 今のうちに逃げよう! わたしはお店から飛び出したけど そこに待ち構えていたのは 片手にオノと片手にノコギリを持った お肉屋さんの店主だった! わたし 「いや…こ、来ないでっ…!」 こっちに歩いてきた…お店に逆戻りした わたしは後ずさり背中にまた なにか当たったような感覚で振り向く 客の男 「あ、いた…旦那さん… この腕とホルモン、早くくれよ!」 若い男性はわたしの斜め前に出て ショーケースの中を指差した… 店主 「ソコノワカイオンナノ ニクノホウガシンセン… ワカイオンナノニク、ウマイ オマエモシッテルハズ…」 ひぃい…っimage=512685976.jpg
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