プロローグ

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ガチャ 「あなた!」 「お父様、どうしたの?」 突如、セイラたちのいる部屋に入ってきたのは、セイラの父親だった。 「このままでは、我が国、シューティスター国は、滅びよう・・・」 「そんな!!」青 「・・・」 タタタタッ バン 「陛下、申し上げます!!敵が場内に入ろうとしています!!」 1人の兵士がシューティスター国の王である、セイラの父親に言った。 「そうか・・・」 父親は、覚悟を決めた表情し、母親を見つめた。 「王妃、すまないが・・・」 「・・・わかりました。あなたと結婚してから覚悟は、決めていましたから」ニコッ 「?」 「セイラ」 「はい!」 今度はセイラの側に行った。 「この国は、もうダメになる・・・私たちの負けになり、王族の者は、敵国のブラックスター公国により、殺されるだろう。」 「え!」青 「だが、セイラは、まだ幼い・・・ここから先は、ローズ夫妻の“子”として生きてくれ」 「お父様たちと生きたい!!それにルナちゃんがいるでしょ!!」涙 「・・・ローズ夫妻の子、ルナちゃんは、昨夜病気で亡くなった。」 「え!」涙 コンコン 「入れ」 ガチャ 中に入ってきたのは、ローズ夫妻の夫と安らかに眠り亡くなった子をローズ夫妻の妻が抱きながら部屋に入ってきた。
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