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「ルチル、レオ。行ってくるね!」 「こら、お母さんでしょ!!」 「はーい・・・・・・行ってきまーす!」 セイラは、家を出た。 「セイラちゃんは、行ったのか?」 「あなた!」 「すまん;;・・・しかし、もう10年か・・・セイラちゃん、母君に似てきてないか;;」 「それは、“あの”ペンダントの力だな。」 ※セイラは、制服に隠して、ローズクォーツのペンダントをつけていた。 「俺ら以外の人は、大きくなった“ルナ”の姿に見えると・・・しかも幻術の使いの者すら惑わす・・・すげぇな」 「それほど、“何か”から守らないとな・・・王妃様のために・・・」 「そうだな・・・さて、“スタスカフェ”開店だ!」 「おう!」
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