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証拠?何するんつもりだ?
そこからは、何が起きたのか分からなかった。
理解、出来ない。
毬藻の顔が近付いて来て、
唇に、何かの感触。
キス、された?
転「恋人の証拠だぞ!!」
何を言っているんだ?
みんなは言葉が出ない。
僕は勿論初めてだった。
僕はびっくりしたのと混乱とショックで
晶「ふぇ、.....ヒック」
泣き出してしまった。
僕の泣き声で我にかえったらしい。
そこからのみんなは早かった
悠馬が僕を抱きかかえ、
迅が毬藻を床にはっ倒し、
恋が倒された毬藻の腹を踏みつけて
大樹が涙を拭いてくれた。
毬藻は4人によってボコボコにされていた。
僕が泣きながら帰りたいと伝えると
みんな寮に連れて行ってくれた。
毬藻にいつものみんなからは
想像出来ない低い声で
聞いた事も無いような恐ろしいことをいいながら。
毬藻が何が叫んでいたが聞こえない。
だから勿論、
転「みんな俺を愛さなきゃいけないんだ。...恋人になって嬉しいからって照れなくていいのに」
なんて言っていたことはこれっぽっちも知る由がなかった。
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