6章 新歓っておいしいの?

11/13
651人が本棚に入れています
本棚に追加
/106ページ
証拠?何するんつもりだ? そこからは、何が起きたのか分からなかった。 理解、出来ない。 毬藻の顔が近付いて来て、 唇に、何かの感触。 キス、された? 転「恋人の証拠だぞ!!」 何を言っているんだ? みんなは言葉が出ない。 僕は勿論初めてだった。 僕はびっくりしたのと混乱とショックで 晶「ふぇ、.....ヒック」 泣き出してしまった。 僕の泣き声で我にかえったらしい。 そこからのみんなは早かった 悠馬が僕を抱きかかえ、 迅が毬藻を床にはっ倒し、 恋が倒された毬藻の腹を踏みつけて 大樹が涙を拭いてくれた。 毬藻は4人によってボコボコにされていた。 僕が泣きながら帰りたいと伝えると みんな寮に連れて行ってくれた。 毬藻にいつものみんなからは 想像出来ない低い声で 聞いた事も無いような恐ろしいことをいいながら。 毬藻が何が叫んでいたが聞こえない。 だから勿論、 転「みんな俺を愛さなきゃいけないんだ。...恋人になって嬉しいからって照れなくていいのに」 なんて言っていたことはこれっぽっちも知る由がなかった。
/106ページ

最初のコメントを投稿しよう!