7章 エンカウント×3と身バレ

8/19
前へ
/106ページ
次へ
晶「ブラックリストに載るようなことしてません!」 なんでそこで溜息をつく? 蒼「お前ら情報局のイタズラ被害が酷いんだ。週二ペースで問題を起こしているだろう」 晶「そんな酷いことは...」 蒼「やっている。今週は既に3件。転校生の件でピリピリしているのは分かるが憂さ晴らしをイタズラでするな」 晶「...何しましたっけ」 蒼「まず理事長像にツノと胸を付けただろう。同化しすぎて発見が遅れた。そこに技術と労力を使うな。そのせいで何故か理事長が女装趣味だと噂が流れて収集がつかなくなった」 噂流したの僕だわ 蒼「それとグラウンドに30センチおきに落とし穴を掘ってあった。深さが2メートル越えの穴をグラウンド1面になんてどうやって掘ったんだ?」 努力と友情で☆(ゝω・)v 蒼「理事長が落ちて抜け出せなくなっていたぞ」 なんでだよ 蒼「1番酷かったのは風紀委員全員の背中に落書きされた紙を貼ったことだ。一人一人書いてある内容が違ったな。確か俺は『実はドM』だったか。どういうことだ」 それ書いたの迅だったな 蒼「それ以降担任が妙に優しくなった上会長が罵ってきた。罵り返したら愕然とされたぞ。謝ってこい」 罵り返したのお前だろ 蒼「風紀委員になるからにはそれなりに腕の立つ奴が多いはずだが何故誰にもバレずにできたんだ?2日気付かなかったぞ」 それは鈍くない? 蒼「まあ先月の教室の中身を全て1つずつずらしたのよりマシだったな。あれのせいで未だに隣のクラスで授業を受けている」 www 晶「全部思い出しました」 蒼「あんなこと普通忘れるか?」
/106ページ

最初のコメントを投稿しよう!

668人が本棚に入れています
本棚に追加