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ライは、首を傾げる希望の頭を掴んで下半身に押し付けた。
「ふぇ……っ?!」
驚く希望をそのままに、ライはゆっくりそれを取り出した。目の前にライのが晒されて、希望は目を丸くする。いつも怖くて、あまり見ないようにしているが、こうして目の当たりにすると息を飲む。こんなえげつないものを突っ込まれていると考えるだけでお尻が心配になった。きゅうと心臓が縮まる。
「咥えて」
「なっ、なんで急にそんなっ、ぅ、んうっ!?」
抗議しようと開けた口に突っ込まれて、咥えさせられる。苦しい。全部入りきらない。
「ははは、つめてぇ」
「ぅ、んぅう……っ!」
離れようとするが、ライに頭を押さえられてて逃げられない。いやいや、と頭を左右に振って、なんとか口から外す。せめてもの抵抗で、ぎゅむ、としっかり口を閉じた。けれどライは希望の厚めの唇の感触を楽しむように擦り付けてきて、希望はくらくらしてきた。さっきまで、冷たくて甘いもの食べてたのに、目の前にあるものは大きくて熱くて、なんか怖い形している。
俺はアイスが食べたいのに! と希望はライを睨んだ。それに気づいて、ライがにや、と笑った。
「ちょっ、なにして…! やぁ…っ、つめたいっ……! あっ、あんっ! やめ…っちょっと……っ、あっ…んぅっ!」
ライが暇をもてあまし、希望の胸をアイスでいじめ始めた。希望の高い体温で、みるみるうちにアイスが溶けていく。
「あっ! ぁんっ…、だめぇっ…!」
「早くしないと溶けてなくなるぞ」
「うぅ……っ! んっ、ふぁっ…ぁっ…! んんぅ……!」
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