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「正気か?」
レオンは思わず真顔で詰め寄った。ロゥウェイはあんなだし、トーマも血の気が多いぞ、と言い募るがその発言に「レオンも血の気が多いのでは」そう思う三人であったが、面倒な事にならないように言わずに話を終わらせる事にした。
『では、よろしくお願いします。ロゥウェイ達との合流はこの町で、と言っておきましたので』
「おい、無視か」
『じゃあね~。お土産よろしく』
買わないぞ!というレオンの言葉を最後に、ホログラムが消えた。通信が切れたという事だ。
「まあ、頑張りましょう。レオンさん」
「どうなっても知らないぞー!」
ぞー、ぞー、ぞー…と妙に谺するレオンの声は虚しく青空に消えていった。
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