第3話 不協和音

6/11
前へ
/222ページ
次へ
 大人しく女3人の話を聞いてるクロディーに話しかける。 ――今やってるところ、時間までには間に合うよ―― 「そう、任せたわよ」  作戦は前回と同様、VR空間で作った架空のパーティへと『感染』した人物を誘い込む方法だ。  シャルロットが今まで見習いとして手伝った事件でも、同じ方法が取られていた。今回も問題なく『感染者』を捕まえることが出来るはずだ。  『感染者』は、警察の作ったVRに誘われて、パーティ会場へと変貌した路地裏に吸い寄せられていく。
/222ページ

最初のコメントを投稿しよう!

88人が本棚に入れています
本棚に追加